1.インプラントカウンセリング 約30分~1時間
まずは皆様のお口の中を拝見し、インプラント治療のメリット・デメリット、治療の流れ、治療期間、費用などを含めた、事前カウンセリングをしっかり行います。
またそれ以外にも、既往歴の聞き取り・血圧・感染症などの全身健康状態のデータをもとに、「インプラントができるのかできないのか」「リスクはあるのか否か」「インプラント以外の方法が適切か否か」などをしっかりとご説明させていただきます。
2.治療前の精密検査
インプラント治療においては「CT撮影・診断」は必須になります。

CTとは、立体的(3次元)に骨の状態や神経の位置を把握できる特殊な撮影装置です。
従来の2次元で撮影する通常のレントゲンでは、把握できないこともCTでは把握が可能になります。
そのため、事前の診断の精度も高まり、安全性・確実性が担保できます。
3.インプラント手術前準備
検査・診断結果を元に、インプラント体を骨へ埋入する計画を立案します。
計画では、様々なインプラントの種類から、インプラントの太さ、長さ、方向や位置などを、事前に採取した資料を用いて正確に決定していきます。
計画立案後、インプラントを埋入する際に、事前のシミュレーション通りにインプラントが埋入できるよう、特殊なマウスピースを用意します。
このマウスピースを利用して手術を行うことで、手術の精度が飛躍的に向上し、より安全・安心に治療を行うことが可能です。
当院では全てのインプラント治療に、このマウスピースを用いております。
4.インプラント埋入手術(1次オペ)
インプラント体を骨へ埋入する手術(1次オペ)を行います。
皆様のお口の状態に応じて、骨の造成治療(骨の高さや幅を追加する処置)を同時に行うこともございます。手術は日帰りで、麻酔を使用しますので痛みも無く安心してお受けいただけます。
インプラントを骨に埋め込みます。しっかり麻酔をするので痛みもなく、手術は日帰りで完了します。
インプラントが周囲の骨と、しっかり結合するまで待ちます。インプラントが骨と接合する期間は、下顎ではおおよそ2~3ヶ月、上顎では4~6ヶ月です。
※個人差があります。
5.インプラント埋入手術(2次オペ)
1次手術後、顎の骨とインプラントがしっかりと結合したことが確認できたら、埋め込んだインプラント体の上部を歯茎の上に出し、人工の歯との連結土台を装着する手術を行います(2次手術)。
2次手術後、歯ぐきが治るまで、約1週間から3週間経過を観察します。
6.人工の歯を装着~インプラント治療完了
2次手術の傷口が治りましたら、型を取り、インプラント体に被せる歯を作製します。
歯ぐきが治ったら、型を採ってインプラントに装着する人工の歯を製作します。